(久保ミツロウ)でしょ?もうね、私、この1巻から10巻のワープぶりにすごい感動しちゃって。
同じ頃、武子は44歳。 父親が馬に蹴られて大怪我を負ったことから遊郭に売られた。 昭和19年。
器量の悪さから下働きをさせられ、女郎に憧れる道子。
昭和9年、梅が大河内家へ嫁ぐ直前に幕西遊郭を去り、へ発つ事を男衆仲間に告げた。 これまでの半生(女将の追放や半玉修行時代等)を振り返り、「うちは鬼じゃ」とつぶやいていた。
壮絶すぎて息が詰まります。 道生は成人し嫁ぐ日を迎えていた。
加えて聡明で気丈な様子 に女将から将来を期待され、芸名「九条(くじょう)」と「没落した公家の娘」という偽りの出自 を与えられ半玉となる。