過去のパンデミックレビュー|内閣官房新型インフルエンザ等対策室

かぜ アジア

1977年からは、厚生省の流行予測事業としてインフルエンザ感染源調査が始まり、全都道府県においてインフルエンザウイルス様疾患患者よりウイルス分離同定を実施、国立予防衛生研究所(現感染研)に集約された成績は、第一線の情報として現在も予防対策に生かされている。 高齢者の死亡率の低さについては、この時代の高齢者は頃に流行した「ロシアかぜ」で免疫を獲得していたのではないかとの説もある。

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【新型コロナウイルス】アジア風邪は150万人が亡くなる20世紀2度目のパンデミック|日刊ゲンダイヘルスケア

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動物市場とか海鮮市場とも言われているが、生きた鳥や動物が密集しているから感染が繰り返され、その間にヒトに感染する能力を獲得する。 一般の流行ピークは冬季である。

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スペインかぜ

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Releve Epidemiologique Hebdomadaire 80 49—50 : 428—431. だから、伝播経路の解明は大切なのだ。 1965年前後、一部の地研において孵化鶏卵や初代猿腎細胞によるウイルス分離が実施され、既に、アジア型ウイルスA H2N2 が分離されていた。 新型コロナウイルスの元々の宿主はコウモリと推定されているが、動物のウイルスがヒトに感染する人獣共通感染症によるパンデミックは、これまで何度も人類を脅かしてきた。

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No.9 インフルエンザの流行史

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その間に、スペイン風邪の原因ウイルスである、H1N1亜型ウイルスが再び流行して1977年にソ連風邪を、2009年には、28万4000人が亡くなる比較的小規模な感染爆発を起こした。 しかし、現状における検体の質の問題、ウイルスの分離系(細胞)の感受性などを含めた精度管理や分離の効率化、抗原性の解析(分与抗血清で対応できない場合の情報交換)等、感染研が情報交換の中心としてより機能することが望まれる。 今後の課題: 昨年来、厚生省で新型ウイルスの出現についての対応がなされ、A(H5N1)型の抗原、抗血清が感染研より各地研に分与された。

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スペインかぜ

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。 ヒトと鳥のウイルスがブタに同時感染すると、呼吸器の細胞内で交雑してヒトに感染するようなウイルスが出現することがある。 ジョン・バリー『グレート・インフルエンザ』平澤正夫訳、共同通信社、2005年3月。

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スペインかぜ

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トリの体内で潜んでいたウイルスが人間社会に戻ってきた。 スペインかぜも米国で流行する前にブタインフルエンザが流行していたから、ブタ経由だと考えられるし、アジアかぜもそうだろう。 コウモリが宿主だと言われているが、直接ヒトに感染するとは考えにくい。

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しかしそのきっかけとなったアジアインフルエンザウイルスがどこからどのようにして入ってきたかは不明です。

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