【ダイハツタフト新型試乗】NAとはまるで質感が違うターボの走り…中村孝仁

【走行性能】軽自動車そのもの。タント比マイナス60kgの軽さが効いた走り真横から見ると見事なまでにホイールを四隅に追いやったデザインであることが良く分かるのだが、これでもホイールベースは『タント』と同じ。

ダイハツ「タフト」の真価ハスラーとは稀有なライバル関係になれるか

タフトの欠点その3：ツートンカラーがない新型タフトには、ツートンカラーが設定されていません。室内は大人4人でも乗れる広さを確保していますが、重視しているのは前席で、全ての乗員に快適な空間をと考えるハスラーとは違い、リアシートの快適性はそれほど気にしていないと思える造りです。

走り出して最初に感じたのは、視界に対する、ある種の違和感だ。パワースイッチを入れモードを変えると、Dレンジでもエンジンブレーキの効きが強くなり、素早く加減速する動きは、小気味よいドラインビンングを可能としています。

路側逸脱警報機能やふらつき警報機能の追加、標識認識にとを追加したほか、全車速追従機能付ACC（アダプティブ）には停車保持機能が追加された。ターボもPWRスイッチが設定されているが、それを使わなくてもパワフルな走りが可能だ。

4WDシステムはFFベースの軽自動車で一般的な、後輪への駆動力をロータリーブレードカップリングで制御するである。

コロナ禍の影響を受けていない2019年（暦年）の販売実績を見ると、モデル末期だった先代スズキハスラーも、1カ月平均で4820台を販売していたからだ。ダイハツの軽自動車としては初めて、電動パーキングブレーキが標準装備されたり装備が充実してます。

アルミホイールはハスラーが凝ったデザインとなっていて、ファション性も高くなっています。