そして、 尾平 びへい達隊士達は空腹から、これだけ大きな城ならばと何か食料が欲しいと頼みますが… 信 しんは、 「それが、実は全く無ェんだよ」と声を細めます。
そんな荷台が長蛇の列をなして、列尾付近まで来ていたのです。 まるで感情がないかのように、騎士団は淡々と業務をこなすだけだったのです。 これで楊端和軍が容易には外に出る事はできなくなり、まして兵糧を鄴へ送ることなど到底不可能な状況に。
18王扇や桓騎の活躍に、どよめく人々。 ですので637話では、まだ昌平君と介億の動きが描かれると思われます。 そして秦国からは兵糧を持った介億が列尾に向かい、舜水樹率いる趙軍が妨害しますが、その俵の中身は空だったので趙軍は衝撃を受けていました。
18これって王翦がやったことを場所を変えて踏襲したってことですよね。 鄴城を王翦と桓騎が占拠した状態になっています。 馬から降りて 尾平 びへい達のもとへと駆け寄ってきたのは 飛信隊 ひしんたいの隊長の 信 しんと副長の 楚水 そすい達でした。
10しかし、城の周りを趙軍が包囲。 まず李牧たち趙側は鄴への補給路を断つべく、楊端和(ようたんわ)のいる橑陽(りょうよう)の包囲を厚くしました。 何だか切ない場面だな。
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