剰余金の配当・処分

もらう方も、通貨以外では生活がかなり困難となることは想像に難くありません。配当による繰越利益剰余金の減少続いて、利益を株主に配当した場合の仕訳を考えてみましょう。

繰越利益剰余金の計算

利益を株主のものですが、配当金の額が高くなってしまうと現金のほとんどが株主の手にいってしまい、会社に残らなくなってしまいます。利益剰余金がマイナス100万円であれば、プラス100万円の利益を出す。配当金を支払う時点で、既に前期の決算は確定していますから、配当金は、当期純利益から控除するのではなく、繰越利益剰余金を減少させるような仕訳となります。

繰越利益剰余金とは？実際の仕訳例についても解説！

「１．利益剰余金のその他の項目から補充する方法」や「２．資本金等から補充する方法」はあくまでも一時的な対策なのです。

繰越利益剰余金とは？貸借対照表での位置付けと仕訳のルール

利益剰余金がマイナスの理由利益剰余金がマイナスになる理由は難しくない。まとめ繰越利益剰余金は貸借対照表において「その他利益剰余金のうち任意積立金以外のもの」であり、かつ株主への配当の原資です。

決算修正について！前期損益修正損は、利益余剰金を使って今期で修正しよう

剰余金から株主に配当するときには、会社法で定められたルールがある。中には7ヶ月や8ヶ月といった決算を採用している企業もありますが、ごく少数です。

役員退職金を損金経理によらず､剰余金の処分として支給したい。この場合、税務上損金と認められるか。

ここまでで1つの疑問が出てきます。株式投資を行っている人にとってはお馴染みの言葉です。