その男性は言葉は悪いかもしれませんが、必ずしも間違ったことは言っていません。 そうですか。 で、まずこの小川議員はどういう人かというと、両親はちっちゃい美容院を営んでいる人なんですよ。
10神奈川県 2館• その政治オタクというべき衆議院議員の小川淳也に、2003年、大島新監督が企画書をもって会いに行くところから本作は始まる。 (町山智浩)そう。 恐らく意図的に、上映時間の大半は、彼が政治の理想を語るところではなく、何とか選挙に当選しようと四苦八苦する状況を描くことに費やされます。
14民主党政権が誕生した2009年には総務大臣政務官を務めるなど、順調にキャリアを積み上げていきました。 政治家っていうのは代表だから、選挙に勝つとその人たちに対しても責任を持つ人になるわけで。 イエスといえばいいのに。
15そう考えて「ペンとスプーン」を始めました。 これね。
現状の日本が抱える問題と、それを打破するにはどうしたらいいのかを包み隠さず伝えています。 大島新監督へのインタビューでは、製作の秘話や日本社会への思い、また本作では小川議員を支える家族が印象的に描かれるが、監督の父である鬼才・大島渚監督のことも伺った。
15果たして実直な人は政治家に向いていないのか、もし向いていないのなら、誰がそんな世界を放置して諦めているのか。 しかし、いくら気高い政治思想があっても、党利党益に貢献しないと出世できず、選挙区当選でなければ発言権も弱い。 で、すごく大きなビジョンを持っているんですけれども、ただその国全体を見るビジョンを持っていても、日本という国の政治では地元での選挙に勝てなければ絶対に大臣になれないんですね。
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