『君は放課後インソムニア』眠れない高校生達が描く青春恋愛漫画のネタバレ感想

そんな悩みをお互いが抱えていたことを、打ち明け合ったことで親近感を覚えた丸太と伊咲。読めば登場人物たちと一緒にウトウト、ゆらゆら、優しい眠りに誘われます。今は廃部になった天文部。

君は放課後インソムニアとは

話を聞いた結は天文部への思い入れもあり。

丸太の心臓の音を聞くとよく眠れる。蟹川モトコ（かにかわモトコ）伊咲の友達。

そうか、だから「心臓の音」なのか…。全国ツアーは追加公演含め、全てソールドアウトとなり、チケットが入手困難な状況に。

その後二人の部室改造も面白いがそこまでくるとリアリティーは放棄したんかいと感じる。寒くなるこれからの季節、本作を読んで、ぜひほっこりしてください。

それは、ある漫画の主人公のモデルが、私ではないかということです。ところが、天文台にはすでに眠っている先客が。

年齢は３３歳になる依頼者だが、今でも外見は漫画の主人公にそっくり。本当に私がモデルなのか、確かめて頂けないでしょうか、よろしくお願いします。天体観測室（天文部室）で伊咲と出会ってから、天文部の活動として父親にクリスマスに買ってもらったカメラで天体写真を始める。

でも、何かきっかけがあれば打ち明けることもできるんだな、と言うこともこの作品を通して感じることができます。

夜中に街に繰り出すシーンはセリフがないページが続くのですが、多くを語らない分夜の雰囲気を楽しめます。彼女もまた不眠症に悩み、学校内で眠れる場所を求めていたのでした。石川県七尾高校の教頭先生によると、天文部には、オジロマコト先生が取材に来たことがあるとのこと。