特発性拡張型心筋症の治療は、これまでは心臓移植手術しかないというのが一般的でした。 イタリア・Azienda Ospedaliera Universitaria CareggiのLacopo Olivotto氏らが、mavacamtenの有効性および安全性を検証した無作為化二重盲検プラセボ対照第III相試験「EXPLORER-HCM試験」の結果を報告した。
7これは自分の骨髄や筋肉あるいは脂肪から取った細胞を心臓の細胞に変化させ、心臓に植えて弱った力を助けようとする治療です。 (内藤博昭国立循環器病センター部長提供) 図2 RI画像 AとBの画像は、心臓の場所ごとの動きが詳細に分析でき、動脈血を送り出す力(収縮能)だけでなく、静脈血を吸い込む力(拡張能)も評価できます。
19だから、飲み続けていれば安心とも言い切れません。 これらの症状が閉塞性肥大型心筋症患者では極めて高頻度に出現します。 外来では他に胸部CT撮影や心臓MRI撮影(MR)ができます<図1>。
15薬を飲んでいる間も、薬を飲む前にするべき七つの注意を守っていただかないといけません。 閉塞性では激しい運動直後に失神発作あるいは突然死が出現することがあるので、運動には注意が必要です。 死因としては運動中の突然死が多いとされるため、激しい運動は控えた方が良いとされています。
6患者には2~4週ごとに受診してもらい、状態を評価するとともに、心エコー、心電図、臨床検査、mavacamten血漿中濃度測定などを行った。
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