恐怖のヒッチハイク（２）

「おい、乗せてくれるってよ！」どうやらそういう事らしい。大男がいない今がチャンスじゃないのか？待ってるって、大男の事じゃないのか? 大男がいない今がチャンスじゃないのか？待ってるって、大男の事じゃないのか? 「おかしい」のだ。

: ちかとも

何日までにこの距離まで行くなど綿密な計画はなく、ただ「行ってくれるとこまで」という、大雑把な計画だ。俺は正直試合で疲れていたので･･･「話って何？今日疲れとんで明日学校じゃ無理？」とメールを送ると･･･どうしても今日話したいとのこと。

幼い子供なのだろうか。だが、根は底抜けに明るく、裏表も無い男なので、女関係でトラブルは抱えても、男友達は多かった。俺たちは30分交代で、『車に手を上げるヤツ』、『コンビニで涼むヤツ』、に分かれることにした。

夜中の2時にもなろうかと言う時に、晩餐も晩飯も無いだろうと思うのだが･･･。

1度、父の言葉が聞こえなかった時など「聞こえたか! まあ大半がネタだと思ってると思うんですが、それでもうれしいです。で、気づくと、バスは既に学校前のバス停に着いてました。

昼より夜の方が止まってくれやすいんだろう、等と話していると、ようやく開始から1時間半後に最初の車が止まってくれた。奴らが去ったら、ドアを開けてでも確かめるつもりだった。ウェディングドレスのような真っ白なサマーワンピース。

その前に、この悪友の紹介を簡単に済ませたいと思う。」カズヤが小声で言った。