虚弱な患者さん、全身状態が悪い患者さんの場合はさらに、もっとゆっくり注入します。 直腸内に浣腸液が注入されることによる血圧上昇は、10分程度ですぐに回復することもわかっており、今は、 グリセリン浣腸は室温程度が望ましいと考えられています。
11患者には、浣腸前に膀胱内を空にし膀胱内圧を低下させると浣腸液が注入しやすくなり苦痛が緩和されるため、排尿を済ませておくよう説明する• カテーテル先端を肛門に挿入し、その後は腸管の走行に逆らわないように腸管壁に沿うようにして挿入する• 浣腸の注意点 絶対立位でしない!! 立位ですると、肛門から直腸前壁まで平均7cm。
15中には、液と便が同時に出ないと浣腸の適切な効果が得られないと考えている人もいるようですが、そうではありませんので、気にする必要はありません。
8検査での腸管炎症・狭窄所見の有無などの確認• 男性に便秘が少ないのは、いわゆるどんぶり飯など、ごはんを大量にかきこむことが多いからと言われています。 直腸温は口腔内温、腋下温より高く、37. 通常は1〜3分が多いですが、患者さんの便意が十分に高まったら時間にこだわらず1分以内でも排便してもらいましょう。
16グリセリンは油性なので、便の滑りを良くして排便を促す。 ただ、強制的ゆえに副作用もありますし、そう何度もすることもできないのが難点です。
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