私はいつも、1回の受診で複数の接種を受ける場合は、接種により生じる痛みに差があるかどうかを尋ねた上で、どちらの腕にどのワクチンを打ってもらうかを決めるようにしています。 注射後の局所の腫れや炎症が長引きにくく、後の圧痛が少ないこともメリットです。 インフルエンザの予防接種の方が痛かった」。
10ワクチンの種類にもよりますが、皮下注射よりも筋肉注射のほうが免疫がつきやすく局所の副作用も小さいという報告があります。 今回の新型コロナワクチン接種では、ただでさえ医療人材の不足が心配されている。 というか、新型コロナワクチンを皮下注射したときの安全性や有効性のデータはまったくないので、皮下注射という選択肢はありません。
17皮下組織の厚さは頭部を除けば、大部分が4~9mmです。 「ワクチンは原則皮下注射」というローカルルールにさしたる根拠はありません。 皮下注射に慣れていると筋肉への圧迫感など体験したことのない感覚が独特の痛みとして強烈に印象に残るため、筋肉注射は痛いという印象だけが強く残りやすくなります。
強いて言うなら、 スピーディーにあっという間に注射してもらうことです。 著作権は提供各社に帰属します。
そして皮下注射と筋肉注射では、針の到達深度が違うので、注射を打つ部位・刺入角度・刺入深度が違います。 そのため、医師の判断によりインフルエンザの予防接種も筋肉注射でワクチン接種を行うケースもあります。
9腰の痛みって、そんなに気になるものでしょうか? 腰をかばうこともなく駆け出せるかもしれません。 逃げてもいいはずなのに、痛いといわれている筋肉注射のワクチン接種をなぜ受けようと思ったのか? 何のために痛みをこらえて注射を受けようと決めたのか? ワクチン接種を受けようと決めた真の理由を明解にすることで、あなたの注射への恐怖心が和らぐはずです。 その理由は、体表の知覚神経は部位によってその密度が異なるからです。
2しかし、近年では筋肉注射の方が副反応が出づらいという認識も広まっています。