私の頭の中にいた百恵さんは、私と一緒に年をとっています。 百恵さんは1959年1月17日生まれ、私は1961年1月17日生まれです。 引退から40年を経ても、その伝説は色あせることがない。
19『作曲も阿木なんじゃないの! 「お嫁に行く百恵さん」が決めた引退は、「働く百恵さん」にとってはわがまま。 そういう宣言から入るのです。
8「今回、NHKで番組の指揮をとったのは、百恵さんの現役時代から紅白を担当していた男性です。 《私にとってはあの町がとても懐かしいふるさとのように思えるのです。
1和田アキ子(70)、岩崎宏美(62)、小柳ルミ子(68)、谷村新司(72)といった錚々たる顔ぶれが一堂に会したことからも、以下に百恵の存在が大きかったかわかるだろう。 そんな触れ合いが持てるのは本当にごくわずか。 育ちが良いのが話し方などから伝わって来ます。
2SNS上には「当時21歳とは思えない迫力」「令和の時代に見られるとは」「歌、表情、トーク、立ち居振る舞い、いずれも傑出したレベル。 締めくくりという大役ゆえに、生みの苦しみもあったのかと思いきや「それはまったくありませんでした。
20あの町を離れた8年間で、もしかしたら私はすでに異邦人になってしまっているのかもしれない。 女優でもあったけど百恵ちゃんはやっぱり歌手だったんだなと思わせてくれた瞬間でもあります。
1多くの楽曲がある中で、作曲した宇崎や数々の著名アーティストもカバーしているのが、百恵さん引退前最後のシングル『さよならの向う側』だ。 でも40年も経っているのに未だに根強い人気があります。
9