という、非常に深い傑作がこの『KCIA 南山の部長たち』です。 大統領に忠誠を誓い、任務を全うした主人公だが、どんどん組織内で孤立していき、ついには大統領に見放される。
14ここはこれだけでも、全てを悟り、無常さが伝わってくるシーンでしたが、監督はインタビューで言っているとおり、キム部長にもデカルコマニー(合わせ絵の意)となるシーンを用意しました。
16それは、顔と名前と専門用語と場所が少しややこしいので、置いてけぼりにされるシーンも出てくると思われるからです。 登場人物たちはですね、朴正煕以外は実名じゃないです。
9朴正煕大統領の命令によってKCIAのキム・ジェギュ長官が彼を殺したんだろうって言われてるんですよ。 <ストーリー> 1979年10月26日、大韓民国大統領直属の諜報機関である中央情報部(通称:KCIA)部長キム・ギュピョンが大統領を射殺した。
権力闘争の果ての凶行か、はたまた独裁政治の横暴に対する義憤に駆られたためか、未だ様々な見方がなされている。 2021年1月28日閲覧。 また海外で秘密工作を行うKCIA要員の姿は、 スティーヴン・スピルバーグ監督の『ミュンヘン』(2005)に迫る緊張感を持って演出されています。
7主演を努めたのは人気・実力ともに韓国を代表するトップスター、イ・ビョンホン。 権力闘争の果ての凶行か、独裁政治の横暴に対する義憤に駆られたためか、いまも様々な見方がなされている。
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