2 春過ぎて夏来にけらし白妙の あんたはここでふゆと死ぬのよ(持統天皇) 季節の移ろい、つまり万物が流転する儚さを死に繋げるという王道の構成。 今回は朝靄のただよう宇治川というシチュエーションで、少し幻想的な雰囲気がをかし。
18これはこれで。 62 夜をこめて鳥のそら音ははかるとも あんたはここでふゆと死ぬのよ (清少納言) 「そら音」とは鳴き真似のこと。
27 みかの原わきて流るる泉川 あんたはここでふゆと死ぬのよ(中納言兼輔) 黛冬優子川バトル名勝負シリーズ。 そんな己の生を噛みしめるような一首。
1835 人はいさ心も知らずふるさとは あんたはここでふゆと死ぬのよ (紀貫之) 郷里に現れた仇敵をこの村に一歩たりとも入れるわけにはいかない。
17両サービスでは1月1日から11月25日の期間、各単語ページのアクセス数を測定し、1年で大きく上昇したものを「ノミネート100単語」として選出した。
9あーしんどかった。 上記の形になったのは漫画『チキン 「ドロップ」前夜の物語』でパロディされたときである。 83 世の中よ道こそなけれ思ひ入る あんたはここでふゆと死ぬのよ (皇太后宮大夫俊成) 「事態を打開する決定的な方法が無いからこそ思い悩むのが世の中というもの……」という厭世観ただよう上の句から、だったらあんたもふゆも死ぬのよ!!!というヤケクソ感の温度差が凄い。
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