5 組み込み用ばね座金のJIS規格サイズ表 組み込み用は外せないタイプで若干小さくなる 組み込み用とは、 ネジやボルトの頭の下に一体化されている、主に 外せないばね座金を指します。 クルマの研究で食ってる者ですが・・・ねじのメカニズムはかつて自分の研究テーマの一つでした。 ばね座金の弾性力は、ねじを規定のトルクで締めつけた際の軸力と比較すると非常に小さく、ばね座金の弾性力が効き始めるころには、すでにねじはゆるんでいる状態だと思うんだ。
私だったら、鉄などの部材に雌ネジを切って板状のモノをビス止めするなら、スプリングワッシャーを入れますね。
つまり ボルトが緩んだ状態とは軸力が失われた状態と言えます。 プロの方からコメントを頂ける なんてウレシイです。 そこで、平座金を間に挟み、部材に接する表面積を大きくすると、部材にかかる軸力が分散し部材の陥没を防げるので、ねじが緩んでしまうリスクを減らすことが出来ます。
すると今度は、ボルトの頭やナットが乗っている座面の圧縮応力が負けて、座面が陥没します。 その意味でも 摩擦係数に応じた適正な締付けトルクは重要です。 ・同等品でツーロック品もあります。
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