「おーめかしこんでるな」 クロードのベッドの前に腰かけるルーカスと、クロードの寝室に入ってきたアタナシア。 この場を離れないアタナシアを心配そうに見守るリリーとフィリックス。 彼らが真偽を確認する為に、姫様にお会いしようとしているのかと思われます」 「え?陛下の容態については極秘のはずですよ?」 「はい。
13自分が読むまであらすじ知りたくないという方はご注意くださいね。 「もちろん形式上ではありますが「恐れ多いですが」 アタナシアの話を遮る奴が現れた!!!!!! それは反皇帝派のレッドフォード家のカリオ公子。 「面倒だからすぐに消えろ。
19すると今度ははじけることなくふわりと本が浮いたのでした。 黒魔法を使った術者への・・な。 「今すぐ出て行きなさい」 ロジャーは瞳を怪しく光らせ、口元だけ笑います。
20それもこれも、アナスタシウスが余計なことをしたせいなのですが、彼にも何か避けられない宿命のようなものがあったのかもしれません。
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