偶然使われた道具は家庭用のミキサー(米名はウェアリング・ブレンダー)だった。 その結果、 32Pで標識したときには沈殿からの放射能が検出され、 35Sでの標識では検出されないことにより、遺伝子として注入されていた物質がDNAであると結論した。
5だが,アンチセンスRNAなど機能をもつ例も知られてきた。 なぜなら、その前年1952年にクリックは、らせんの理論の論文を書いていたからである。 この実験によって、遺伝情報を保持する本体がではなくであるとする、新たな証拠が加わった。
6ハーシーとチェイスは、ファージはタンパク質でできた殻と核酸のみから成り立っているので、ファージを観察すれば、遺伝子がタンパク質なのか核酸なのかが分かると考えたのです。
20この事実から、R 型が単に突然変異を起こして病原性になった可能性が否定される。