小野はアリバイが明らかでなく、連続殺人放火事件後、親類や知人宅を転々としていること。 それでも無罪になったというのは、単に自白に信用性がなかっただけでなく、証拠自体が足りなかったのです。 警察のS子さんの私物、また小野関与の物証探しは続けられていた。
通常なら在宅起訴で済む軽微な事件なのに、取り調べに弁護人の立ち会いを求めた途端、被疑者は逮捕される。 6年前の事件でさえ、小野の関与が疑われたのは、小野はいずれの現場にも出入りしていたことがあり、手口が似ているという点だった。
女性の焼死体が発見! 平成8年に東京の足立区で女性の焼死体が発見されてしまいます。 「民主主義の原理・原則に従った厳正な裁判、報道を」と。
17一般の弁護士の方だと確か勝訴しないと活動費用の元も取れないくらいしか貰えないという話を聞きました。 体は空き地で燃やしました。 今回の事件とは別のものとして考えるべきだ。
3Miserrimum est arbitrio alterius vivere. 憲法に定められている基本的な権利から、ごく当たり前の弁護活動の気がするのだが、現実は当たり前とされていない。 日本の弁護士は被疑者に、接見のわずかな時間に助言できればいい方だ。 警察はひそかに小野を最有力容疑者としてマークした。
7しかし、それと過去の冤罪事件を結び付けるべきでは断じてないし、冤罪事件の意義を否定するような風潮には注意が必要だ。 同事件の犯人は現場に侵入するときハシゴを使っていたが、小野も職業柄ハシゴの扱いに慣れていると見られること。 」と言っており、結局残りの事件は未解決のままとなっている。
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