このクルマでのドライブは最高の癒やしになると思います」. ローマという言葉に神通力は感じない。
ローマに試乗してまず感じるのは、快適で静かな点であるが、そこで終わらないのはさすがにフェラーリの作だ。 近年のフェラーリは以前と比べると、かなり立体的な形状を取り入れ、そのデザインからもパワーを放つような刺激的なカタチのクルマを作っていた。 ローマに試乗してまず感じるのは、快適で静かな点であるが、そこで終わらないのはさすがにフェラーリの作だ。
レースモードでは、やや路面のコンディションがタイヤを通じてキャビンに伝わってくるが、ウエット、コンフォート、スポーツでは、体感的にはほぼ変わらない快適な乗り心地が演出されている。 「La Nuova Dolce Vita」、日本語にすると「新しい甘い生活」とフェラーリにはめずらしい抽象的なキーワードを打ち立てて、車名のとおりローマでのお披露目である。 これはローマの新車車両価格と比較して、約1. ローマが搭載するのは、最新フェラーリの主力のひとつである3. いっぽうドアを開けると、途端にハイテックなムードがドライバーの目に飛び込んでくる。
17こちらからアクセスしない限りスーパーカーとは親しくなれません。 《森脇稔》. 中央にはオプションの8. センターに8. ところが「ローマ」は路線が異なる。 近年のフェラーリは、目が回るほど多くのニューモデルを出しているが、その多くがわれわれ庶民系フェラーリファンとは縁がなさそうで、あまり関心を持っていなかった。
「フェラーリデザイン=ピニンファリーナ」という図式はもう過去の話。 ところがローマは、特にサイドがスポーンと抜けてて実にシンプル。
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