日本人の気質や日本文化を長年研究してきた私が、身を持って実践した上で体得した、日本人にとってベストと考えられる怒りかた、注意のしかたを、本書では具体的に伝授いたします。
5MC「加藤清隆」と日本屈指の経済評論家「高橋洋一」がレギュラー。 つまり、目的を達成したい…という気持ちがあって、その目的を達成するために怒りという感情が発生する…ということです。 駐車違反を取り締まられた人がよくこの論理を用いて警察を批判してますよね。
「子どもに言うことをきかせたい!」という目的がない母親だと、「なぜ早く寝たほうがいいのか」を丁寧に説明したり、「早く寝ないと、朝起きれなくなって学校に遅れちゃうんじゃないかって、お母さん心配なの。 なるほど!怒ると、罪悪感が生まれるんだね。 客観視する状態で止まる人もいますが、この能力が高まれば高まるほど、感情や行動を自在にコントロールできるようになります。
8正義のために不道徳な行為を注意するのだ、なんて宣言して実行してごらんなさい。 進歩ゼロ。
4このアドラー心理学では、 「人は怒りを捏造する」 という表現を使っています。 ずっとずっとガマンして、ついにガマンの堤防が決壊してしまった人が怒り狂っている場合でも、傍からみれば、「突然ひどくキレてしまう人」になってしまいます。 心理学の巨頭の中でも、ユングやフロイトに比べて、アドラーは日本ではそれほど有名ではありませんでした。
19ところが、そんな「悟り」はなかなか訪れてくれません。 それを突き詰めると、カルト宗教の力や暴力的な社会主義革命で世の中を変えようとした人々のようになってしまうこともある。 ドラマにもなったので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
12アドラー心理学の怒りの感情の目的論とは? アドラー心理学は、フロイトやユングに並ぶ心理学の三大巨頭の一人、アルフレッド・アドラーが提唱した個人心理学です。