半導体不足が及ぼす自動車生産への影響（2021年2月23日）｜BIGLOBEニュース

三菱UFJモルガン・スタンレー証券によると、1～6月の減産規模は世界で150万台前後、そのうち日系メーカーは50万台前後にのぼる見通しだという。新たな半導体製造装置を追加することはコストが高く、時間も要する。海外で組み立てているクルマも多いため、日本の自動車メーカーでも国内で調達することだけにこだわる必要はないが、自動車メーカー連合で出資して半導体の生産拠点を作るなど、ある程度の供給を賄えるようにするなど、ファウンドリーに対して影響力を持つことも大事なのではないだろうか。

半導体不足で減産なぜ起きる? 自動車産業の構造的な弱点とは?

産業用、自動車用など、レガシー半導体と呼ばれる、旧世代のものが不足している可能性である。そういった意味ではサプライヤーの責任は重大だが今回、部品不足に陥ったのはこのサプライヤーが原因なのではなく、半導体メーカーでもない。

世界的にクルマ減産へ、車載半導体不足の本当の原因（2021年2月3日）｜BIGLOBEニュース

中国の2020年の中国の新車販売台数は2527万台前年比は1. まず、ホンダが1月7日、車両制御用半導体が不足しているため、小型車「フィット」を中心に、1月に4000台程度を減産する方針であることが、わかった（1月8日付日本経済新聞）。 2020年後半から、やっと需要が戻り、自動車生産が回復し始めたと思ったら、今年2021年になって、車載半導体が不足し、またもや自動車メーカーは減産を余儀なくされることになった。

半導体なぜ不足？影響の長期化警戒する声も

9％減と、3年連続で前年実績を下回った。自動車から電子製品まで、あらゆる業界で半導体不足による影響が広がっている。まずコロナ。

なぜ半導体不足で世界中の自動車メーカーが軒並み減産に？解消に1～2年かかる可能性

このように、世界最先端の微細加工技術を開発し続けているTSMCには、Apple、Qualcomm（クアルコム）、Broadcom（ブロードコム）、AMD、NVIDIA（エヌビディア）、Xilinx（ザイリンクス）、MediaTek（メディアテック）、Google、Tesla、Amazon等、世界中の先端ファブレスが殺到し、生産委託を要請している（図7）。特に、半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造（ＴＳＭＣ）は、自動車向けを減らし、需要が高まるゲームや携帯向けの生産を拡大させてきた。半導体不足は「半年～1年くらい続くのではないか」米中対立の影響も無視できない。

武者陵司「半導体不足は日本ハイテク復活の予兆である可能性」＜前編＞

車載半導体の供給不足はいつ解消されるか日米欧の政府からの要請に対して、UMCは「すぐに車載半導体の増産には応じられない」と回答した。