「お休みは取れてますでしょうか」という表現は「いつもお忙しそうですがお休みは取れてますでしょうか」といった形になります。 これは動詞の「する」と丁寧語の「ください」から成り立った表現です。 また、「どうぞお大事に」に関しても同じことが言えます。
15「体調」とは、体の調子やコンディションという意味ですので、「お体」と「体調」という言葉に大きな違いはありません。 日本語として正しい表現ですが、念のため「お体に気をつけて」を分解してみますと、 接頭語「お」+名詞「体」+助詞「に」+動詞「気をつける」+助詞の「て」 という構造になっています。 プライベートで体をいたわる場合には、普段相手に使っている表現で良いかもしれませんが、特にビジネスのシーンで、メールにて体調を気遣うようなシーンや複数人でお見舞いに行くようなシーンでは丁寧な言葉遣いが必須です。
19お見舞いがてらご様子を見に行くこともできず心苦しい限りです。 特に「ご自愛ください」はメールや手紙で体調を気遣う際に積極的に使いたい言葉です。
「お大事にどうぞ」でも目上には使えない 「お大事にどうぞ」という表現も見聞きすることがあると思います。 体と身体の使い分けは? お体は『お身体』と書くことも可能です。
ただ、症状が重い風邪などの場合は、「どうぞお大事になさってください」といった表現のほうが適しているのではないでしょうか。 その中でも一番シンプルで分かりやすい言葉がお体に気をつけてです。
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