もくじ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 身体醜形恐怖障害とはなにか? 身体醜形障害(Body dysmorphic disorder)は、神経症(本格的な精神障害ではない悩み)で、強迫性障害の一種と考えられています。 実は私自身も高校時代から容姿にコンプレックスを持つようになり、自分のクセ毛が気持ち悪いと思い始めてから、毎日お風呂上りにドライヤーでクセ毛をまっすぐにしようと1時間くらい鏡に向かっていた時期がありました。
1薬物療法は抗うつ剤を中心とし、精神療法は暴露反応妨害法が一般的です。 上三白眼なので少しでも下に目が広がるようにして、視線をそらすためです。
9男性の場合は第二次性徴によって男らしくなったことで幼児期のままでいたいという傾向、女性の場合は周りと比較することで現れる優劣を意識する傾向が強いです。
16年齢も、10代での発症が多いのですが、突然の発症ではなく、たいていは気になる・心配といった兆候から始まり、症状の悪化や障害化していく傾向があるという点が特徴で、慢性的な経過をとります。 身体醜形障害では、見たくない現実の容姿が見える不安とその打消しからくる強迫的心性と見たい容姿が見いだせない裏切られた気持ちとしての妄想的心性が混在していると言われます。
7たで食う虫も好き好きと言ったものですが、現実には「誰が見ても美しいと感じる基準」である黄金比率というものが古来から存在しています。 他者が関係する場面でのみ容姿を意識する場合は、対人恐怖症と考えられます。
15可能な限り最新の知見の更新に努めています。
突然、醜形恐怖症を発症する人もいますが、多くの場合、潜在的なとらわれ感が徐々に始まり、障害というレベルにまで発展していきます。 こんな風に人生は「ゼロか百か」みたいに簡単に言い切れるもんじゃないですな。 醜形恐怖症では、物の見え方がおかしくなっているわけではありません。
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