その間に、法然上人から主著『 選択本願念仏集 ( せんじゃくほんがんねんぶつしゅう )』の書写と 真影 ( しんねい )(法然上人の肖像画)の製作を許されました。
11それを見下ろして親鸞聖人は、 「ああ、あの琵琶湖の水面のような静かな心になりたい」 と心を一つにしようとされているのが「 定水をこらす」ということです。
1それらの書物は、各地に残る伝承などを整理しつつ成立し、伝説的な記述が多いことにも留意されたい。 このように努力を勧められる仏教の真髄を明らかにされたのがですから、 「他人任せ」を勧められる訳がありません。