キサラタン（ラタノプロスト）の作用機序：緑内障治療薬

点眼後に洗顔する理由は着色防止だけでなく、このような発毛を抑える目的もあるのです。虹彩色素沈着は日常生活にそれほど影響はないかと思われますが、眼瞼色素沈着は目のまわりの黒ずみとして見た目への影響があるので、投薬時に必ず洗顔前か入浴前に点眼するように伝えましょう。

医療用医薬品 : ラタノプロスト (ラタノプロスト点眼液0.005％「ニッテン」)

副作用（添付文書全文）本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる調査を実施していないため、副作用発現頻度は不明である。褐色を基調とする虹彩の患者において，虹彩色素沈着が多く報告されているが，虹彩の変色が軽度であり，臨床所見によって発見されないことが多い。また、虹彩色素沈着による虹彩色調変化が現れる可能性があり、特に片眼治療の場合、左右眼で虹彩の色調に差が生じる可能性がある。

キサラタン®点眼液の特徴・副作用・注意点

もう少し詳しいメカニズムについて説明します。ぶどう膜強膜流経路（副経路）房水の排泄の割合は繊維柱帯-シュレム管経路の方が高いため、主経路は繊維柱帯-シュレム管経路、副経路がぶどう膜強膜流経路とされています。本剤の投与により，虹彩色素沈着（メラニンの増加）があらわれることがある。

ラタノプロスト:キサラタン

また、ゲル化をしない無印のリズモン点眼液、チモプトール点眼液も室温保存が可能です。

【冷所保管】先発品とジェネリックで保存方法が変わる目薬まとめ☆

相互作用併用注意：プロスタグランジン系点眼薬イソプロピルウノプロストン点眼薬、ビマトプロスト点眼薬等 [眼圧上昇がみられたとの報告がある機序不明 ]。繊維柱帯-シュレム管経路（主経路）• 眼圧は正常範囲なのに緑内障になってしまうのです。プロスタグランジン関連薬を使用することで、この虹彩のメラニン色素が増加し、黒くなってしまうことがあります。

ラタノプロスト点眼液0.005%「杏林」

投与に際しては虹彩色素沈着及び色調変化について患者に十分説明しておくこと。