前巻で、神殿には関係者しか見られない図書室があることを知り、巫女見習いになることを決めたマイン。 著者 香月美夜 出版日 2015-02-25 本が大好きなのに、本のない世界に転生してしまった彼女。
16起動させた者が新たな主となり新しい衣装を用意しなければならない決まりとなっている。 一見しておっとりとした美女だが、ミニジルヴェスターであるヴィルフリートの手綱を取る様子からローゼマインは肝っ玉母ちゃんの印象を持つ。
なかでも注目は、教育係となった神官長のフェルディナンド。 その隙のない性格は幼少期のつらい 過去にありました。
その一方で貴族としての心構えもしっかりしており、第三夫人であるローゼマリーの娘の(ということになっている)ローゼマインを裏の事情を呑み込んだうえで母親として洗礼式を受けさせたり、家中のバランスをとるためには敢えて警戒している第二夫人のトルデリーデに肩入れすることもある。
18しかし、仕事は戸惑うことも多く……! そして マインが家族と言ってくれたことをフェルディナンドは失いたくなかった。
12私の家族観を作ったのは君だ。 600円 税抜• 支えてくれるというよりも、振り回されているという言い方をしたほうがいい時もありますが、この2人のコンビネーションは巻を重ねるごとに魅力的になっていくので、ぜひ注目してみてください。