現在、新型コロナに対する法律上の扱いを論難するために「二類感染症相当の指定から外せ」という論理を用いている者がいるのですが、ノイズでしかないので気を付けましょう。
では、もし新型コロナが指定感染症から解除されたら何が起き、どんなデメリットが考えられるのか? 前者とはベクトル逆向きに偏らせた視点で検証してみました。 指定感染症から外れるというのは タガが緩むということです。
抗ウイルス薬「レムデシビル」は1回分(5日間、6本)で25万円である。 人々の新型コロナに対する警戒心や危険度の認識は、今まで散々好き勝手やってきて信用が地に落ちた政府が指定感染症を解除したくらいでは消せません。 1%と考えられており、比べものにならない。
1コロナ対策は行き詰まる。 一方、コロナが「 2類 」相当の今でも民間の医療施設へ能動的にPCR検査を受けに行かれている人はいます。 コロナの世界的な流行が続く以上、第三波の襲来は避けられない。
10常道で考えれば、同じエンペローブウイルスによる感染症のSARSもMARSも「2類 」ですから、新型コロナもそこに落ち着いて然るべきです。 image by: Shutterstock MAG2 NEWS. 中等症・重症だと前者、軽症・無症状なら後者の行動をとる可能性は高いと思われますが、いずれにしても職場などで半強制や義務付けで費用の補填でもしてくれない限り、 具合も悪くないのに1回数万円も払うPCR検査を繰り返し受ける人が増えるとは到底思えません。
東京都世田谷区は保育士や介護施設職員など約2万人を対象に、一斉にPCR検査を実施し、その費用約4億円を公費で支出する方針を決めた。
20・医療費自腹。
死者が激増すれば「怖い」感染症といえるわけだが、厚労省の人口動態統計によれば、コロナの感染がピークを迎えていた今年5月の全国の死亡者総数は10万8380人で昨年同月より3878人少なく、6月も昨年比で1931人減少している。
15ただ、「宿泊施設を十分に確保できている自治体では従来通り宿泊療養を基本」の姿勢は変えないようだ。 ところが、そんなのイヤだとダダをこねるワガママ坊主はたくさんいまして、政府としても「 5類 」にすると美味しい処もあるので、今のうちから種を蒔いておきたい……のが「 見直し 」に前向きな本音なのでしょう。 これが、現在の混乱を解決する道である。