明言こそされていないものの、これらのツイートは、森喜朗・東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長の「女性蔑視発言」に対する抗議と考えるのが妥当だ。
組織委員会の森喜朗会長による女性蔑視発言の関連意見を集計しているもので、担当者は「電話はひっきりなし」と悲鳴。 だけど、女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる。 「あまり言うと、新聞に書かれますが」と前置きした上で「発言の時間をある程度、規制をしないとなかなか終わらないので困る」と時間制限も示唆するなど、無神経な言葉を並べた。
3都オリパラ準備局によると、9日午後5時までの24時間で電話151件、メール92件の計約243件の意見が寄せられた。
<米国 フォーブス誌 調査によると女性話さない>森会長は、長過ぎる会議の犯人は女性と考え、それは女性の競争意識の強さによるものと洞察している。
11ところが、筆者が新聞記事データベースの「G-Search」を使って「森喜朗」をキーワード検索したところ、この発言を翌日朝刊までに報じた新聞は1つもなかった。
812日付フィガロ紙も「東京五輪 83歳の森氏が去り、84歳の川淵氏が来る」という見出しで年齢を強調した。